岐阜&名古屋
 仕事で岐阜県へ行く。8時15分の飛行機で名古屋小牧空港へ飛び、到着後バスとJRを駆使して現地へ。岐阜駅には11時前には着いた。
 
 健康食品のお客様訪問企画で、元気なおじいちゃんおばあちゃんを取材するというもの。今回は、市内の梅林公園に展示されている旧国鉄の蒸気機関車“D51”の保存活動をしている男性にお会いした。国鉄時代の制服を着て登場してくださり、うだるような暑さの中撮影にも終始笑顔で対応してくださった。御年80歳とは思えない元気さで、かえってこちらが元気をいただけるような明朗な方だった。保存活動は10年以上ボランティアで行っており、地元では新聞やテレビにも紹介されたちょっとした有名人とのこと。岐阜の梅林公園に行く機会のある方は、ぜひ訪れてみてください。

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 取材終了後、飛行機まで時間があったので、クライアントの担当の方とは名古屋駅で解散し、各々自由行動。何しろ大都市なので歩き回るにも苦労すると思い、映画でも観ようと思いつく。福岡でやってる映画を観ても意味がないので、タウン誌を見てマニアックそうな映画館をチェック。名古屋駅の裏に「シネマスコーレ」というミニシアターがあったので、そこへ向かう。スクリーンは一つだけ、ロビーもあってないような狭さで、シネテリエを遥かに凌ぐ猥雑さ。入口の外にテーブルと椅子が出てテラスのようになっており、映画好きの常連さんとおぼしき人たちが会話を楽しんでいる。ラインナップもキシェロフスキの特集上映とか、神山征二郎監督特集とか、今そこにニーズはあるのか?と心配になるようなマニアック度。レイトショーも、福岡では絶対掛からないようなB級映画にまで手を伸ばしている。すごいマニアックぶりだなぁと感心していると、映画館のロゴマークの左上に小さく「K.WAKAMATSU'S」という文字が書いてあることに気付いた。もしやと思ってスタッフさんに聞いてみると、やはり映画監督の若松孝二氏がオーナーだそう。何でも、メジャー配給が実現できない若い映画製作者の作品に、上映する場を提供するという目的で1983年に作られたそう。

 僕が行った時間に上映していたのは、神山征二郎監督の『鶴彬 -こころの軌跡-』という作品。反軍反戦の川柳詩人を描いたもので、何の予備知識もなく正直食指も動かなかったのだけど、これも何かの縁だと思い観ることにした。しかしながら作品自体は全く面白みがなく、役者の大根ぶりも鼻につき、1時間ほどで退出。まあ作品的にはアレだったけど、映画は映画体験だけでなく映画館体験だと思うので、そういう意味ではとても濃密な時間が過ごせた。名古屋でしかできない経験を積めたので、僕は満足している。

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 その後、空港へ向かいきしめんを食べて、おみやげ買って帰福。人生初の岐阜&名古屋は、まったくもってあっという間だったけれども、それなりに楽しむことができた。
by rin_magazine | 2009-08-04 23:55 | 日々のできごと | Comments(0)


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