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おっぱいバイバイ
 明日の朝、佳維は最後のおっぱいを飲む。この一週間は断乳に向けてカレンダーを作り、毎日のように嫁と二人で言い聞かせてきた。

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「もうすぐおっぱいバイバイだね」
「佳維はもうお兄ちゃんだもんね」
「あと少しだから、今日もいっぱい飲もうね」

 生まれてからの20カ月間、一日たりとも欠かさなかったおっぱい。それも明日の朝でお別れだ。きっと嫁は泣くだろう。佳維もしばらくは苦しむだろう。生まれたばかりの頃、なかなか上手に飲めずに、母も子も毎日のように泣いていた日々を思い出す。あの頃の嫁さんのメールを読み返すと、何だかとても切ない気持ちになる。

・'07年11月8日
「昨日の夜、佳維はとにかく泣いて泣いて。上手におっぱいも飲めず、深夜に授乳室に練習しに行ってやっと飲んでくれました」

・'07年11月13日
「佳維はおっぱいの飲み方がものすごく上手になって、ごくごく飲んでるよ。今朝までできなかったことがお昼にはできるようになっているので、何だか感動してしまいます」

・'07年11月14日
「佳維は夕方から夜まで熟睡しすぎて、おっぱいの飲み方を忘れてしまった様子。結局ミルクを飲みました↓」

・'07年11月17日
「昨日の夜は私マタニティブルーで号泣しちゃって大変でした」

・'07年11月19日
「生まれて約2週間、ここにきて遂に私たち親子はおっぱい生活に勝利しました(笑)」

 こうやって苦しみながら何とか上手におっぱいを飲ませられるようになった嫁さんを知っているので、彼女の気持ちを思うだけで切なくなる。僕ですらこうなんだから、彼女の気持ちはいかほどだろう。彼女は今日、せっせとビデオに残っていた映像をDVDに移したそうだ。僕は明日の朝、メモリー満タンのデジカメで、佳維が最後のおっぱいを飲む様子をドキュメントとして残す予定だ。2人が20カ月に渡って繋いできた絆の集大成だ。彼の全ての栄養源だった新生児時代。完母でないことにコンプレックスを感じていた彼女を、不用意な発言で傷つけてしまったこともあったなぁ。1歳が近くなると、おっぱいを叩いて催促するようになった。「おっぱい」と言えるようになったのはつい最近のことだ。いろんな想い出がある。静香はその30倍くらいあるだろう。おっぱいを飲むときのあの幸せそうな表情を見るのも、明日で最後なんだな。しっかりと見届けよう。そして今僕は、号泣する準備ができている。

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「あと1回!」
by rin_magazine | 2009-07-03 23:33 | 子どもたちの成長記録 | Comments(0)


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