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進路説明会
今日は半休をもらって、午後から中3息子の進路説明会に行った。奥さんから誘われたのだ。息子からも前日に「明日来るの?」と聞かれ、「行くよ。行っていい?」と聞いたら「うん」と言っていた。

学校の体育館に着くと、何と両親ともに来ていたのは我が家だけだった。しかもバツの悪いことに、子どもと横並びに座るので、みんな親子2席の列に、うちだけ椅子が3つ並ぶ構図。息子が周囲の友達から過保護な親だな~と思われないか少し心配になった。気を利かせて後ろに立っておくでも良かったかもと思った。しかし時すでに遅し。

進路説明会はとても分かりやすく、特に担当の先生が使ったパワポ・スライドのアニメーションレベルが半端なく、そこも感心した。息子曰く美術の先生だそうで、さすが美的センスがあるようだ。何より、伝わるように工夫しようという意志が強く感じられた。

家に帰って、息子に「うちだけ両親とも来て嫌じゃなかった?ごめんね」と言ったら、別にと特に気にしてない様子だった。「行って良かったよ、すごく分かりやすかったしイメージが付いた」と伝えた。私の住んでいた田舎と違って(選択肢が実質4校しかなかった)、福岡の高校受験事情は複雑で選択肢も多い。情報として聞いていたことが、だいぶ具体的に把握できたので、過保護と思われようと自分も行って良かったと思う。夏休みになればいよいよ受験が本格化する。息子はあまり勉強ができる方ではないが、なるべく行きたいところに行けるよう応援したいと思う。

# by rin_magazine | 2022-06-30 23:32 | 子どもたちの成長記録 | Comments(0)
岸政彦『断片的なものの社会学』を読んで思ったこと
岸政彦さん『断片的なものの社会学』読了。

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物事の曖昧さや違和感に分かりやすい意味付けをするのではなく、ただそうしたものが「ある」ということの言語化を試みているような本。御本人も「あやふやな本」とあとがきに書いていたが、散漫なようでそのとっ散らかり方もまさしく“断片的なもの”であり、読後感としては心地よくもあった。

良い文章の条件の一つに、読んだあとに自分も文章を書きたくなる、というのがある。自分にとっては、植本一子さん、末井昭さん、燃え殻さんなどがそういう存在だったりする。自分が感じている違和感や、生活の中で何となくやり過ごしているような感覚を放置しない姿勢に憧れを抱くから、そういう衝動に駆られるのだと思う。この本からもそんな感覚を与えられた。

7年前の本だが、マイノリティや弱者(とされる対象)との向き合い方の煩悶という意味では、今の方が共感を得られるのではないかという気もする。あと、『ドキュメント72時間』や『家ついて行ってイイですか?』『街録ch』的なものにも通じる面白さもあると思う。普通のその辺の無名の誰かが、この世の中を形作っているということに、何となく気付けてしまうところが。興味が湧いたら読んでみてほしいです。

(以下ちょっとネタバレ的な)
※回収されているのかどうかもよく分からない天野祐吉さんの「毛蟹?」のくだりを最後また読み返したくなった。あの部分の浮遊具合が好きだね。

# by rin_magazine | 2022-05-01 17:02 | 読んだ本の感想 | Comments(0)
映画『カモンカモン』を観た日にあったこと。
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マイク・ミルズ監督の『カモンカモン』を観た。放っておくといつまでもノンストップで喋り続けるムスメを思い出した。ちゃんと彼女と目を見て話せているだろうか。もう寝なさいと話を制すこともある。この映画は、子供とちゃんと話すことや、彼女が話を聞いてほしいと願うことが、限りある時間だということを思い出させる。

家に帰ると、息子が志望校について奥さんと話していた。普段の息子は必要最小限の会話しかしない。いろんな高校の話をしていたら、小学生の時に一緒に観に行った高校野球の試合を思い出したようで、また行きたいなという。来週の福岡地区大会の決勝に誘ってみたら、わかんないけどまた前日に言ってと言われた。ちょっと前向きみたい。

奥さんは新しい猫を飼いたいらしい。友達の友達が飼ってる猫が、1時間ほど脱走した間に妊娠し、もうすぐ赤ちゃんが生まれるそうだ。夢路をなくし、アオ君だけになったとき、あのときアオがいてよかったと。それは、二匹飼いたいに充分な理由だから、良いんじゃない?と言ったら、「酔ってるから言ってる?」と聞かれた。酔ってるが、酔ってるからではない。息子は猫のウンチでもっと臭くなるのがイヤと言っていたが、まんざらではなさそうだった。息子が反抗期の絶頂だったとき、どんなに親に反抗的でも猫には優しかったから、大丈夫だと思っていたよと言ったら、ちょっと笑っていた。

(以下少しネタバレあり)

『カモンカモン』を観たら、自分はこれだけ誰かと向き合って対話をしているだろうかと考えてしまう。そして、その後誰かにあったら、いつもよりちゃんと話をしようと思うだろう。今日の自分のように。

映画の最終盤のあるシーンで自分は涙を流した。「忘れるよ」「覚えているよ」という二人のやりとり。覚えているということは、忘れないということは、愛なのだ。だから、忘れないように、今日のことを書きました。

# by rin_magazine | 2022-04-23 08:23 | 観た映画の感想 | Comments(0)
謙虚に、やさしく、強く。
第59回宣伝会議賞のグランプリは、
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でした。

宣伝会議4月号に掲載されたファイナリストコピーの中で、前園は完全にこのコピーに一目惚れしました。65万近い中からファイナリストに勝ち残った誉れ高き24本のコピーの中でもなお、明らかに燦然とした輝きを放っているように見えました。間違いなくこれがグランプリだと、もしこれをグランプリに選ばなかったら審査員はモグリだと思うくらい(※あくまで個人の感想です。谷山さんすみません笑)、確信に近い感情を覚えました。キャッチーでチャーミングで伝わりわすく、聴く読書の特徴を的確にとらえていて、思わずにっこりとしてしまう。人を笑顔に、幸せにするコピーだと思います。そして、サービスの内容と相まって実に同時代的な“今”のコピーだとも思いました。

コピグラ仲間が贈賞式を席巻。

3月10日。仕事を終えてからYoutubeにアクセスし、すでに配信終了していた贈賞式の映像を見ました。事前情報は完全にシャットアウトして、何も知らないフラットな状態で見始めました。協賛企業賞には、日頃から切磋琢磨しているコピー仲間がたくさんいて、ミーハー心満載で眺めます。ローラー!ジャック!むーむー!みたいな(呼び捨てですみません笑)。
そしてファイナリストの発表です。4月号にはコピーしか載っていないので、この場で初めて、誰が書いたかが判明します。むーむーとジャックはここでも現れます。もはや驚きません。完全に麻痺しています。そして、イチ押しの伊豆の踊り子を書いたのは、何と宮崎響さんでした。「マジかー!」と…もうこの時点ですでに自分は嬉し泣きしそうでした。一目惚れしたこのコピーが、まさか宮崎さんのだったなんて…涙。

hibikimさんという人。

宮崎さんは、今回イー・スピリットの課題でも協賛企業賞を受賞されています。普段はhibikimという名でTwitterをされていて、ZOOM飲みで何度かお話をさせていただいたことがありました。本名は存じ上げなかったのですが、協賛企業賞で4月号に掲載されていた写真を見て「あ、hibikimさんだ!」と気付き、先日DMでお祝いのメッセージを送らせていただいたばかりでした。写真ですぐ分かったのには理由があります。宮崎さん、ちょっと眞木準さんに似てらっしゃいませんか?実はZOOM飲みのときにそんな話もさせてもらったのですが、宮崎さんはずっとそのことを覚えていらしたそうなんです。

DMでは、「初めて前園さんにお会いしたあの日から、心の片隅で眞木準さんを意識させられるようになりました(笑)。本当に人って何気ない一言で変わるものなんだなとつくづく思います」と綴ってくださいました。そんな些細な会話も大切な瞬間として受け止めてくださる細やかな感性、謙虚なお人柄を実感したばかりだったので、この大好きなコピーを書いたのがhibikimさんだと分かったときには、本当に我がことのように嬉しかったのです。

そして、発表の瞬間。

グランプリ発表の瞬間、谷山さんの「それではお聴きください…」が聞こえたときに、ほらそうでしょう?と思わずガッツポーズ。カメラが両手で顔を押さえ涙ぐむ宮崎さんを捉えたときに、思わず自分ももらい泣き。言葉にならない感情が溢れました。そして続く宮崎さんの受賞スピーチ。今こうしてブログを書いてる間も、じんわりと涙が滲んできます。忘れたくないので、文字起こししました。

「この度は本当に栄誉ある賞をいただきありがとうございます。毎年宣伝会議賞に挑戦させていただいて、今までは3次通過までが最高だったんで、1個でも上へという風に思いながら、協賛企業賞の連絡をいただいた時本当に嬉しくて、それで十分だと思っていたんですけど、まさかファイナリストのご連絡もいただいて、さらにこんな結果を迎えることができて、本当に嬉しいです。ありがとうございます。

毎年宣伝会議賞が始まると、協賛企業様の商品であるとかサービスであるとか、使えるものは使ってみて、自分の実感で書きたいというのがあるんですけども、今回受賞させていただいたオトバンクさんのオーディオブックに関しては、試聴させていただいただけでそのサービスに込められている想いとか、社員の方の商品にかける熱意が伝わってきて、すごく信頼できる商品だなと思っていまして。これだけ自分が信じられる商品なんだったら、商品の入り口までチャーミングな言葉でユーザーの方を導いてあげたらキャッチコピーになるんじゃないかなと思って作ったコピーでした。

また、例年はコピーを書く時間というのは凄く孤独な時間だったんですけども、今回協賛企業賞を受賞されている密山さんを中心にコピーライターの横のつながりをすごく広げていただいて、共にコピーを一緒に考える仲間がたくさんできたことがすごく宝で、楽しみながら今年の宣伝会議賞は取り組むことができました。

いつも会社で支えてる仲間、家族も含めて、本当にいろいろなところで、いろいろなファミリーに支えられて今ここに立たせていただいてます。今日の想いを忘れないように、尊敬と感謝の気持ちを忘れずに、これからもコピーライティングを続けていきます。ありがとうございます。」

いちばん言葉に愛された人。

ダメだ…やっぱり泣いてしまう。何なんだろう一体、この感情は。こんなに純度の高い言葉に出会えることって、そうそうないと思うのです。hibikimさんのTwitterプロフィール名に掲げられた「謙虚に、やさしく、強く。」という言葉。この言葉通り、本当に真摯にコツコツと、そして強い信念を持ってコピーに取り組んでこられたことが、あのスピーチからすべて伝わってきたのです。第59回宣伝会議賞のコピーは、「今年、誰がいちばん言葉に愛されるか」。まさに“言葉に愛される”に相応しい姿勢を持った人が頂点に立ったから、こんなに感動するし、心から嬉しく思えるのだと思います。そしてその姿勢は、決してhibikimさんだけの特別なものではなくて、必死に取り組んだ人にとっては少なからず身に覚えのある感覚だと思います。だからこそ、希望でもあるのです。

改めてhibikimさん、グランプリおめでとうございます。そして、贈賞式まで上り詰めた密山さん、むーむーさん、ジャックさん、黒柴ハグさん、中田さん、永田ながさん、ながたともこさん、飯島さん、みよしさん、まるやまさん、タイシンガーさん(Twitterつながりの方だけでもこんなに!)、本当にリスペクトです。ここまでたどり着くことはできなくとも、ともに同じ目標に向かって努力してきたコピ友の皆さん、まさにhibikimさんが“宝”だと語ってくれた仲間たちのおかげで、自分自身も悔いなく宣伝会議賞に取り組むことができました。本当に感謝!そして贈りびとさん、衝動で静岡から東京の祝勝会に駆け付けるあなたが好きです笑。みんな凄いですよ本当に。

ということで、前園もまだまだこれから研鑽を積んで、いつかあの場に立てるよう、これからも言葉と向き合っていきたいと思います。謙虚に、やさしく、強く!

# by rin_magazine | 2022-03-12 20:54 | コピーライター活動報告 | Comments(0)
3月9日にあったこと。
・42歳になった。
・朝イチでレミオロメンの「3月9日」のCDをかけたら、奥さんが「嘘でしょ〜?」と笑っていた。お祝いを欲しがってると思われたようだ。
・隣の部署の部長さんがお祝いメールをくれた。
・朝礼のときに上司が周囲の皆さんが書いてくれた寄せ書きを送ってくれた。
・社長からお祝いの電話をもらった。
・その他にも誕生日のお祝いコメントをくださる方多数。
・FacebookやInstagramにもお祝いメッセージをもらった。
・母親からメール。初めて健康に産んでくれてありがとうと伝えてみた。
・ダリアの花を買って帰ったら、奥さんも花をくれた。
・家族がお祝いをしてくれた。
・ムスメがバナナ入りホットチョコレートを作ってくれた。
・息子は友達とホークスと巨人のオープン戦を観に行きたかったのを我慢してパーティーを優先してくれたらしい。
・プレゼントには、新しいネクタイをたくさんもらった。
・感謝の気持ちが溢れた。

一体何なんだろう。これ以上の幸せがあるだろうか。恩返ししていかなければと思う。本当に。

3月9日にあったこと。_c0190725_08151871.jpg

# by rin_magazine | 2022-03-10 08:05 | 日々のできごと | Comments(0)