九回目の結婚記念日だった。しかしながら嫁さん体調不良で寝込んでいたため出掛けることもできず、佳維と将棋をしたり、花も連れて公園で遊んだりして過ごす。
夕食は鍋のようなものをつくり、栄養不足気味の嫁さんに食べさせる。実家の野菜をふんだんに入れたので喜んで食べてくれた。
夕食後、佳維がちょっと待っててと言って、自分の部屋からお手製の色とりどりのクラッカーと手紙をくれた。ありがとうの文字と両親の似顔絵が描いてある。結婚記念日のお祝いだそうだ。嬉しいなぁ。
その後の会話。
父:かい、今日ありがとうね。
子:ぜんぜんステキじゃないプレゼントでごめんね。
父:何言ってんの? こんなステキなプレゼント他にないよ。
子:ステキじゃなくないってこと?
父:うん。最高のプレゼントだよ。
子:母の日と父の日にはもっと良いのあげるからね。そしたらもっと仲良くなるでしょう?
父:父ちゃんと母ちゃん仲悪いと思ってるの?
子:思ってないけど、もっと仲良い方が良いかなーと思って。
ここ一カ月くらい確かに折り合いの悪い時期があったのだが、子どもに変に気を遣わせてしまい反省。いろいろ見てるんだな。佳維の、そんな気持ちが嬉しいね。ブログに書くのって、本当はこういうことだけで良いんじゃないかな。忘れたくないこと。いつか振り返ったとき、力をくれるもの。そういう方針で行くことに決めました。